
思春期の息子との関係でここ2ー3ヶ月ほど悩みに悩んでおりました。
怒りもあったり、悲しかったり、やるせなかったり。
でもそれも8月に入って自分の中から押し出されて行くのを感じておりました。
『そんなにパソコンやゲームが好きなら好きなだけやらせてみたらいい』
そうパートナーが言うので
「そうかも…夏休みでもあるし、ここはトコトンまで やらせてみるのもいいかもなあ。」と思って、
もう一切干渉するのを止めたんです。
息子サン、どうやらその間にネット仲間と相談が纏まったらしく。
ネット仲間と「白鳩宅配便」?なるグループ名でゲームのサイトを立ち上げることにしたようです。
いつの間にかワードプレスでホームページを作ってました。
いや〜☆まさかそこまでやるなんて思ってなかったので正直なかなかの驚きでした。
ゲームの自体を私がやらないので、ゲームを「時間を消費する悪の習慣」と位置づけていたのですが、
それを使って自己表現をしようとしている息子。
しかも将来的な展開まで事細かく教えてくれました。
私が商売していることもあって、昔から息子とは「ビジネスマインド」的な話をすることが多かったんです。
どうやら今後はpcを通じて「経営」や「商品開発」をやってみたいみたい。
急に「経営が学べる大学に行きたい!」といいだしました。
まずは今やってるサイトを仲間で充実させたものにするところから、なんですって。
お仲間7人も1人以外はみんな中学生。
イラストやコンピューターのプログラミング、
インターネットに関して とても詳しい少年少女たち。
なんだか面白いことになりそうで、私がワクワクしてます(o^^o)
今の世の中、子供達は私たちが子供の頃よりも早く大人にさせられてる感があります。
でもやっぱりこうやってワクワクを 共有できる仲間をもったり、
仲間と一緒に夢のあるプロジェクトをやるところは私たちの子供時代と同じではないですか♪
彼に居場所が出来たようでホッとしました。
我が子の場合、何事も「やらねば」で動けるわけではないんです。
ユニークでまったくの自由人。
彼、自分の考えは絶対曲げないけどワクワクにはとっても忠実。
そんな子は「本当に心が踊ること」を見つけられた瞬間に、情熱を注げるようになるし、
責任感も湧くのかもしれませんね。
「3年寝太郎」が3年寝た後に凄い力を発揮したように、一生寝ている子供はいないのかもしれません。
大人は「このまま引きこもりになったらどうしよう?」って心配するけど、
そんな先回りした心配を手放した時に 何かが動き出すのかもしれません。
今回の息子の不登校によって、私の「傲慢さ」が洗い流される結果となりました。
子供達はその身をもって親の問題を指摘し、
光の方へ導いてくれるのかもしれません。
尊いことだな…本当にありがとうって思うのです。
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